技術力と想像力、そして人間力。
Artisan×Techinical Director=Unknown
有限会社佐野政製作所では
数多くの企業のオーダーメイド品の受注製作を行っています。
同時に、人気の高いオリジナル商品の自社製作にも力を入れています。
各工程の熟練職人の手によって最高の技術が施される分業制の中で、コンセプトから企画立案・開発・生産・製品化までをワンストップで取りまとめます。
INTERVIEW
企画の製品化を取りまとめるディレクターで、伝統産業に従事する職人でもある佐野秀充氏。
―――商品が出来上がるまでの工程を教えてください。
佐野:作る商品によって工程は様々です。
1社で完成するものもあれば、7、8社経由する商品もあります。
―――受注生産の際のこだわりは?
佐野:オーダー品を製作するにはいろいろなスタートの方法がありますが、ラフスケッチからなら50%、図面からでも70%程度のイメージをお持ちになって来られます。打ち合わせでその残りを埋め、各工程のエキスパートの協力企業様とチームを組みながら120%での納品を目指しています。
―――チームを組んで作っていくことのメリットは何でしょうか。
佐野:各工程での専門的な知識や技術をお持ちなので、自社では思いつかないような商品をよりよくする為の工夫などの提案をいただけることです。分業制では細分化された各工程の作業のみを行なう為、最終製品が何になり、どのような人に渡るか知らないまま作業することもありますが、できる限り商品の流れや用途を協力企業様と共有し、チームでのものづくりを心がけています。
―――HPを見てくださっている方へのメッセージを。
佐野:有限会社 佐野政製作所は1976年に鋳造メーカーとして創業致しました。
現在は仏具『御念珠掛け』の製造、販売を行いながら、主に鋳物を使ったオーダー品の製作を致しております。弊社では完成までの作業工程が工房ごとに細かく分かれている“分業制”が根強い高岡で、職人さんと職人さんを繋ぎ、ワンストップで製品を完成させることができます。最終的段階での作業を自社で行うことにより、お客様の細かなニーズに対応しています。
有限会社 佐野政製作所